
現代の生活にも馴染む文様
熟練の技を要する染付の「描き」は、職人が一筆一筆 丁寧に描いています。
古典柄をモダンテイストにアレンジした独創的な文様が特徴です。


毎日使うものだからこそ、
飽きのこないシンプルさと
使いやすさを追求。
ロクロ目をあえて残した器は
手にした時しっくりと馴染みます。
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制作風景 ー器ができるまでー

石膏型やろくろを使って形を作ります。
そうた窯の器はロクロ目など
手に馴染む事を心がけて形作られます。

下絵付けは呉須という青色の染料を使い、
模様の輪郭を細筆で書いていきます。
直接筆で描くため、かなりの熟練を要します。

施された線描きに、穂先の太い
濃み(ダミ)筆を使って
呉須を流し込むようにして下絵の塗りを
行います。

釉薬をかけ、仕上げます。
釉薬とは陶磁器表面を覆う薄い
ガラス質です。
仕上げは口の部分や高台を確認して
ひとつひとつきれいします。

窯で焼くために器を並べていきます。
同じ窯内でも場所によって温度が微妙に
異なるため並べ方も重要です。

ガス窯で、最大温度約1,300℃で
14〜15時間かけて焼成します。
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和食器(磁器)のお手入れ方法
・中性洗剤と柔らかなスポンジで洗ってください。
・色絵や金彩などは強く洗うと色が落ちる事があります。
硬いスポンジで洗ったり、ゴシゴシ強く洗うことはお避けください。
・基本的には食器洗浄機対応ですが、特に薄い器などは
他の器とぶつからないようにご注意ください。
・金や銀を施したものは電子レンジや食洗器で
変色してしまう恐れがありますのでご使用をお控えください。
※そうた窯の器はすべて手描きです。
その為、一個毎に呉須の濃淡などが違います。
予めご了承ください。